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シンプルな詩と言葉のブログ
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『冬の季節』


ジャン・コクトー展に行った

吐く息も白くなるころ

それは都会でやっていて


展示の最後に

実物大の 両手の彫刻があった


一瞬の沈黙のあと

ふたりして 大笑い


あまりにも 誰かの手と

そっくりだったものだから


そう きみの手


私よりもずっと繊細な

ゆびさき

器用に似顔絵を描いてくれた

ひだりて

髪を優しくなでてくれた

みぎて

もうポケットの中 絡めることのない

きみの温かい手



私はかじかむ指先へ

呼吸(いき)を吹きかける

白さの行方 見守りながら  


頭上には 街の樹木

ブルーのライトが

目に染みるほど 華やいで


ジャン・コクトー展に行った

吐く息も白くなるころ

それは都会でやっていて






※ジャン・コクトー(1889年7月5日-1963年10月11日)は、

フランスの芸術家(詩人、小説家、劇作家、画家、映画監督)



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